雲の下に止まった暗銅色の円い物体
どんな伝承か
昭和三十三年四月二十五日午前八時五分ごろ、長崎市立山町で大勢の人々が、空に滞空する円型の物体を十数秒間にわたって目撃した。物体は中央がやや明るく、外側は暗い銅色をしていた。高度三〇〇メートルほどと思われる雲の下にあり、その高さは約二〇〇メートルと推測された。雲の高さは周辺の山の高さから見積もったものである。物体からは音が聞こえず、当時、雲は東から西へ動いていたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年))
『日本のUFO』は、池田隆雄が昭和四十九年に著した、日本国内のUFO目撃事例の研究書である。古記録に残る怪しい星や安政の江戸大地震で目撃された光り物から、昭和二十年代以降の各地の目撃、着陸痕、レーダー捕捉や機上目撃までを、国内のUFO研究団体の会誌や新聞記事をもとに集める。編隊飛行、形態、色と舷窓、運動、知的な行動、天体との関係、着陸痕、海上の活動、レーダーと機上目撃の章に事例を分類し、巻末に参考資料とあとがきを置く。