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事例7:壱岐では正月七日に「たら」の

所在地長崎県壱岐市
年代正月七日
登場民俗調査の話者
出典厄除け――日本人の霊魂観
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どんな伝承か

壱岐では正月七日に「たら」の木を削って、ショメンカキということをする。文字は蘇民将来子孫繁昌と書くのだが、肥前の馬渡島などは神官も僧もいないので、家々で仮字でも書いた。それを細い札のように切って、男は左の肩に、女は右の肩に付け、また下のほうを総のように割ったものを家の入口にも貼る。こうすれば悪疫神はこれを貼った家に入ることができないという。京都祇園社牛頭天王の縁起として知られる蘇民将来の札の一例である。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

厄除け――日本人の霊魂観(佐々木勝・民俗学・厄除け信仰・昭和(1988))

民俗学者・佐々木勝が全国の民俗調査をもとに厄除け・厄払いの習俗を日本人の霊魂観から論じた研究書(昭和六十三年)。祖霊信仰・霊魂信仰・厄神信仰を背景に、防塞系呪術(防御型・鎮送型・攻撃型・潔斎型)と祭祀系呪術(供物型・奉迎型)に呪術を類型化する。本文は〔事例〕番号付きで全国各地の具体的習俗を多数収める。

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