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山男に嫁いだと噂されたおせん

所在地岩手県遠野市
年代不明
登場菊池家の娘おせん
出典佐々木喜善全集 1
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どんな伝承か

村の菊池某という家に、多分おせんといった美しい娘があった。しかし十六歳になる時にチブスにかかって死んでしまった。この娘についても、どうしてそんな噂が立ったものか、おせんは山男のもとへ嫁に行ったのだと言われ、ある時村の某がある山中でおせんに出会ったなどという話があったと記されている。美しくて不意に死ぬ者は山男山女の族のもとへ行くのだという信仰が、この地方には伝統的に深く根差しているのだと語られている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

佐々木喜善全集 1(佐々木喜善・佐々木喜善全集・大正・昭和(東北民俗))

『遠野物語』の語り手・佐々木喜善が大正昭和期に郷里岩手で採集した東北の昔話・伝説の集成。冒頭の『奥州のザシキワラシの話』では、旧家の座敷に出没し家の盛衰を司るザシキワラシの諸相を集める。『江刺郡昔話』『紫波郡昔話』に続き、『東奥異聞』では不思議な縁女の話・黄金の牛・磐司磐三郎・千曳石・赤子抱き・偽汽車など奇譚を収める。

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山男異類婚

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