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祝いの言霊を届けるめんたむし

所在地千葉県佐倉市
年代不明
登場村人
出典佐倉市史 民俗編――伝説・怪異

どんな伝承か

佐倉市の旧村には、めんたむしという言葉が伝わっていたという。『○○どんよ、おめえは××どんにめんたむしに行ったかい』というように使われた。めんたむしとは『めでたもうし』がなまったもので、紐解き祝いの子のある家へ、おひねりを持って祝いに行くことを指した。祝いの言霊を相手に届けることが第一の意味とされ、めでたい言葉そのものに相手を幸福にする力があると信じられていたことを物語る方言である。

原典より

めんたむしというのは、めでたもうしという意味で○○どんに紐解き祝いの子供があるので、おひねりを持ってお祝いに行く話であったということであった。—— 佐倉市史 民俗編――伝説・怪異(佐倉市(編)・佐倉市史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

佐倉市史 民俗編――伝説・怪異(佐倉市(編)・佐倉市史)

『佐倉市史 民俗編――伝説・怪異』は、千葉県佐倉市の市史の民俗編のうち、第七章「民俗知識」と第八章「口承文芸」の伝説の節である。市内で採録した吉凶の予兆やまじない、民間薬、天気の言い伝えと、狐や狸の化かし、デーダラボーの足跡、岩富の首なし塚、天狗、狐火、印旛沼のカワボタルなどの伝説を収める。伝説は文化財保護委員会の分類に倣って自然伝説・歴史的伝説・信仰伝説に分け、終わりに村々の禁忌を置く。

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