雷が鳴ると線香を一本立て麻の蚊帳を吊って入り「くわばらさま
どんな伝承か
千葉県佐倉市では、雷が鳴ると線香を一本立て麻の蚊帳を吊って中に入り、「くわばらさま、くわばらさま浜にござれ」と繰り返し唱えて難を避けたという。地震のときは「さんでろく、まんでろく」と唱え、それでも耐えられなければ竹山へ逃げたと伝わる。竜巻はつむじ風と呼ばれ、鎌鼬という魔物がいると恐れられ、動物を追うように足を鳴らし手を叩いて追い払ったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
佐倉市史 民俗編――伝説・怪異(佐倉市(編)・佐倉市史・自治体史(民俗))
『佐倉市史 民俗編』第八章口承文芸所収の伝説・怪異。千葉県佐倉市に伝わる口承を採録する。