瞼のものもらいは隣家から物を貰う
どんな伝承か
佐倉市では瞼にできる腫物をものもらいと呼び、これができたときは隣家から何か物を貰えば治る、あるいは障子の破れ穴から物を貰うと治ると言われた。流行性の結膜炎は『はやりめ』と呼ばれ、戸口に杓文字を逆さに吊るしたり、『やんめ大安売』と書いた紙片を道に散らして、踏まれるほど早く治ると信じられたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
佐倉市史 民俗編――伝説・怪異(佐倉市(編)・佐倉市史・自治体史(民俗))
『佐倉市史 民俗編』第八章口承文芸所収の伝説・怪異。千葉県佐倉市に伝わる口承を採録する。