朝鮮朝顔を地域で「きちがいなす」と呼び
どんな伝承か
佐倉市に伝わる民俗薬の一つ。朝鮮朝顔をこの地域では『きちがいなす』と呼び、その実を喘息の特効薬として用いた。ただし猛毒であるため、使用量をよく心得た者だけが扱い、一般には使われなかったという。ほかにも枸杞の実を煎じて中風の薬とし、鳥柄杓の魂根を悪阻の薬にするなど、身近な草木を薬として使ったと伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
佐倉市史 民俗編――伝説・怪異(佐倉市(編)・佐倉市史・自治体史(民俗))
『佐倉市史 民俗編』第八章口承文芸所収の伝説・怪異。千葉県佐倉市に伝わる口承を採録する。