いぼた虫を生で飲むと胃潰瘍の特効薬
どんな伝承か
佐倉市に伝わる民俗薬のうち、小動物を用いるもの。いぼた虫を生のまま飲むと胃潰瘍の特効薬とされ、子供の疳には蜂の子を生で飲んだり、赤蛙の足を焼いたり、山葡萄の蔓にいる髪切り虫の幼虫(かまえび)を焼いて食べたりした。喘息持ちには蛞蝓を生きたまま飲ませ、蛞蝓は嗄れ声の薬にもなるという。蝮の生肝や鯉の生血は強壮剤として使われたと伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
佐倉市史 民俗編――伝説・怪異(佐倉市(編)・佐倉市史・自治体史(民俗))
『佐倉市史 民俗編』第八章口承文芸所収の伝説・怪異。千葉県佐倉市に伝わる口承を採録する。