三日で鵜の戸に出る鍾乳穴の水
どんな伝承か
井殿にある鍾乳穴へ檜の葉を流すと、三日たって鵜の戸から出てくると言われている。また、上遍照寺から南へ向かう備前道のそば、大平と小平のあいだにあるコウモリ穴にスクモを流したところ、こちらもやはり三日後に鵜の戸へ出てきたという言い伝えがある。
原典より
井殿の鍾乳穴に檜の葉を流せば三日目に鵜の戸に出るという。—— 北房町史 民俗編 より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北房町史 民俗編
『北房町史 民俗編』は、北房町の町史民俗編のうち、第十二章「伝説と昔話」の第一節「伝説」を収めたものである。上水田・菅野・中津井・宮地など町内の在所に伝わる、郡様の腰掛岩、菅野の七人みさき、八天狗の火消し、駒繋ぎの絵馬、長力牛之介の伝説、犬塚、断頭様、姥捨山、盗人が迫などの話を載せる。岩・泉・塔・社・地名ごとに見出しを立て、その場所と由来の言い伝えを短く記す。