トップ > 長野県の伝承 > 坂城町

本尊を盗まれ湯が絶えたお湯薬師

所在地長野県埴科郡坂城町出浦山根(お湯薬師)
年代不明
登場別所七くりの人
出典坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説

どんな伝承か

ほうずの池にまつわる伝えでは、昔、出浦の山根という所にお湯薬師があり、そこにも湯が湧いていて、ほうずの池とは湯の脈が通じていたらしい。ところがある時、この薬師の本尊が別所の七くりの人に盗まれ、それからは二つの池ともに湯が出なくなった。代わりに別所の方が、この薬師のおかげで湯が出るようになったとも伝えられている。

原典より

あるときこの薬師さんの本尊が別所の七くりの人に盗まれてしまい、それ以後この二つの池のお湯が出なくなってしまった。—— 坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説(坂城町(編)・坂城町誌) より引用
地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説(坂城町(編)・坂城町誌)

『坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説』は、長野県坂城町の町誌上巻(自然編・民俗編)から、民俗編の数章を抜き出したものである。祟る所や神罰、ヒトダマ・狐火などの怪異、魔除け、植物の禁忌といった俗信を地区ごとの事例として番号を付けて並べ、続いて甘利さま、天田長者とほうず池、苅屋原の七不思議、貉和尚、夜泣き石など三十余りの伝説を収める。伝説の章は調査員の調査をもとに、以前の調査記録も二、三篇併せて載せる。

種別から探す

霊験

坂城町の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説』の伝承