トップ > 福島県の伝承 > 天栄村

六部が教えた産毛の願かけ

所在地福島県岩瀬郡天栄村大里沢邸
年代不明
登場訪れた六部、子育てに悩む家
出典天栄村史 第4巻(民俗編)――憑依と怪異・呪術

どんな伝承か

訪れ人や、その者がもたらす神札が、家や個人を悪しきものから守ることがあると天栄村では伝える。沢邸では、子供が育たず困っていたとき、家を訪れた六部に尋ねたところ、産毛を六歳まで伸ばし、七歳になったら剃り、それを権現様へ納めるようにと教えられたという。同じ訪れ人の呪術として、湯本では会津万歳がもたらす神札を逆さに張っておくと火伏せになるとされ、火事の際、あわてて逆さに張った家は焼けずに済んだと語られている。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

天栄村史 第4巻(民俗編)――憑依と怪異・呪術(天栄村(編)・天栄村史)

『天栄村史 第4巻(民俗編)――憑依と怪異・呪術』は、岩瀬郡天栄村が編んだ村史のうち民俗を扱う巻である。第八章「信仰伝承」では、旧村ごとの鎮守と鎮守以外の神々、寺院・仏堂・修験、家や生業の神々、道切りなどの呪術と禁忌、口寄せをするワカドノ、キツネツキ、オシンメイサマ、小豆洗いなどの妖怪、講を扱う。『白河風土記』や明治十一年の神社明細帳の記載と土地での聞き書きを照らし、近世から近代への移り変わりを記す。

種別から探す

六部子育て呪術

天栄村の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『天栄村史 第4巻(民俗編)――憑依と怪異・呪術』の伝承