石佛堂
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どんな伝承か
昭和5年、広島市古田の小山の路傍で、殺害された旅人の墓が発掘されたとして石仏堂が建立された。この堂で祈ると万病が治るという触れ込みから参拝者が集まり、やがて小さな祠となる。これは日本人の宗教観が曖昧であり、由来不明確な祠に対して病気治癒を願う迷信的行為の例である。
原典より
昭和五年、広島市古田の小山の道の畔に、殺されたる旅人の墓を發掘したるものとして石仏堂が建立せられた。—— 迷信の研究(富士川游(監修)・富士川游・医学史/迷信研究・昭和初期) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
迷信の研究(富士川游(監修)・富士川游・医学史/迷信研究・昭和初期)
医学者・富士川游が監修した『迷信の研究』。迷信を医学史・民俗学・心理学の立場から体系的に分類・解説した大著で、二百数十項目にわたる。總體では迷信の定義・歴史・階段・根本(原始的宇宙観)・暗示・妄想・科学との関係・心理(錯視現象)・光明面(フレーザー)を論じる。身體では人体十二宮・七曜・五行配当、厄歳とその俗説、相生相尅・男女相性・有卦、女が夫を殺すとされる丙午の迷信と天明・弘化のさとし書を扱う。
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広島市の伝承
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