鏑川の段丘に突き出た出崎の地形
どんな伝承か
出崎は今の県立富岡東高校のあたりをいう。鏑川の河岸段丘にあたり、高校の南東側から川へ向かって南へ下るにつれ一段ずつ低くなり、桑畑、畑、藪と続いていた。高校の建つ場所が岬のように突き出た地形なので、この名で呼ばれたという。
原典より
現在の県立富岡東高校付近で、ここは鏑川の河岸段丘であって、高校の東南部から鏑川に向かって、南に行くにしたがって一段一段と低くなり、桑畑、畑、薮となっていた。—— 富岡市史 民俗編――昔話・伝説・世間話(富岡市(編)・富岡市史) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
富岡市史 民俗編――昔話・伝説・世間話(富岡市(編)・富岡市史)
『富岡市史 民俗編――昔話・伝説・世間話』は、富岡市が編んだ市史の民俗編のうち、民俗知識の章の末尾と口頭伝承の章を収めたものである。口頭伝承の章は、昭和四十年代以降の中学校郷土部の採話や額部地区の民俗調査、市史編さんの調査で聞き取った昔話・伝説・世間話と、富岡・甘楽方言の解説から成る。伝説は自然的・社会的・信仰的の三つに分け、羊太夫や小野小町、貫前神社にまつわる話と多くの地名起源を載せる。