たの九
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どんな伝承か
群馬県富岡市に伝わる昔話。山奥の村に、たの九という親孝行な男がいた。器用なので旅役者の一座に加わり各地を巡っていたが、一座が故郷の近くまで来たので暇をもらい両親のもとへ帰ることにした。峠のふもとの村人たちは、夜になると峠に大きなうわばみが出て通る人を呑み込んでしまうから泊まっていけと止めたが、たの九は聞かずに峠へ向かった。暗闇の中で二つの光る目を持つうわばみに出会い、たの九が平然と名乗ると、うわばみはたの九を人間に化けた狸だと勘違いし、化け方がうまいと感心したという。
原典より
昔、ある山奥の村に、たの九っていう親孝行の男がいました。—— 富岡市史 民俗編――昔話・伝説・世間話(富岡市(編)・富岡市史・自治体史(民俗)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
富岡市史 民俗編――昔話・伝説・世間話(富岡市(編)・富岡市史・自治体史(民俗))
群馬県富岡市の昔話・伝説・世間話を網羅する。昔話はみみずと蛇・道祖神様と小鳥・狐と狼・菖蒲の話・蛇婿入り・大日様の狐・山姥の話・松山鏡(尼裁判)・馬鹿婿・へっぴり嫁御・はんぎりお化け・かいげんと狐・六部を殺した話など。
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富岡市の伝承
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