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十基のうち一つだけ残った十塚

所在地群馬県富岡市下高瀬十塚
年代伝承
登場—
出典富岡市史 民俗編――昔話・伝説・世間話

どんな伝承か

十塚は、下高瀬の中村ボデーのすぐ裏にあたる地名である。昔ここには人の塚が十個あったという。今は九つが潰されて、一つだけが残っている。それが十塚という地名の起こりだと伝えられている。原典は富岡市域の地名起源の条の一つとしてこれを収め、末尾に採録地として(高瀬)と記している。原典の条は短く、これ以上の記述はない。

原典より

下高瀬の中村ボデーのすぐ裏に当る地名、昔ここに入に塚が十個あった。—— 富岡市史 民俗編――昔話・伝説・世間話(富岡市(編)・富岡市史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

富岡市史 民俗編――昔話・伝説・世間話(富岡市(編)・富岡市史)

『富岡市史 民俗編――昔話・伝説・世間話』は、富岡市が編んだ市史の民俗編のうち、民俗知識の章の末尾と口頭伝承の章を収めたものである。口頭伝承の章は、昭和四十年代以降の中学校郷土部の採話や額部地区の民俗調査、市史編さんの調査で聞き取った昔話・伝説・世間話と、富岡・甘楽方言の解説から成る。伝説は自然的・社会的・信仰的の三つに分け、羊太夫や小野小町、貫前神社にまつわる話と多くの地名起源を載せる。

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