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八百比丘尼の貝殻が築いた貝塚

所在地埼玉県川口市大字東貝塚(船繋松)
年代昔(この辺が海だった頃)
登場八百比丘尼
出典川口市史 民俗編――伝説

どんな伝承か

東貝塚には、八百比丘尼の船繋松と呼ばれる周囲一丈余りの松があった。昔はこの辺りまで海で、八百歳まで生きた比丘尼が長い年月のあいだに食べて捨てた貝殻が積もり積もって山となり、それが貝塚という地名の起こりだという。この八百比丘尼は最後に越後のほうへ去って亡くなったとも伝えられ、『新編武蔵風土記稿』などに記されている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

川口市史 民俗編――伝説(川口市(編)・川口市史)

『川口市史 民俗編――伝説』は、川口市が編んだ市史民俗編のうち、第四章「伝説」を収めたものである。六兵塚や首塚などの塚、山・池沼・樹木にまつわる話、八百比丘尼の椿、神社・地蔵・観音・薬師の霊験、地名の由来、正月の餅を搗かない家例や蛇まつり、川口の鋳物の始まりなどを、地内の地名や家名とともに記す。自然伝説、信仰伝説、歴史伝説の三節に分け、節の中を塚・山・池沼などの項に立てる。

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