予兆の俗信
どんな伝承か
平塚市域で行われた民俗調査で採録された予兆に関する俗信の数々。カラスの鳴き声が悪いと人が死ぬ、ウドンゲの花が咲くとその家に凶事がある、漬けた梅が変色すると凶事が起こる、ヘビの夢を見るとお金が入る、朝茶に茶柱が立つと客が来る、富士山にかかる雲の形で翌日の天気を占うなど、暮らしに根ざした言い伝えが数多く伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
平塚市史民俗調査報告書 7
『平塚市史民俗調査報告書 7』は、平塚市の市史のための民俗調査報告書の第七冊のうち、第六章「話と心意」の一部である。旧市内の松原・崇善・富士見地区で聞き取った俗信を、予兆・禁忌・呪法・民間療法に分けて一行ずつ列挙し、天気や夢、厄年、病の手当てにかかわる言い伝えを収める。続く昔話・世間話・伝説の節では概況として、話者の顔ぶれ、語り出しと結末の句、伝承の場、須賀の頓狂話などの地域の特色を述べる。