疱瘡薬の生膽と物頭の切腹
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どんな伝承か
『窓のすさみ』に載る話。中川家の領国では、疱瘡の薬を狐の生膽から製していた。あるとき狐がこれを恐れ、「今年は十五以上の男の生膽を取る」と国中に触れ回ったため、子を持つ農商は皆他国へ逃げ、郡中が無人のようになった。翌年、勇壮な物頭が狐狩りを願い出ると、狐は重臣に化けて偽の書付を見せ、物頭に古い過ちを咎めて切腹を命じた。覚悟した物頭が支度をしていると、塀の上に多くの狐が首を並べて様子をうかがっているのが見つかり、狐の仕業と露見。物頭は山々を狩って多くの狐を捕らえたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
動物妖怪譚(日野巌・日野巌・動物妖怪譚・大正・昭和初期)
博物学者・日野巌の古典的妖怪研究『動物妖怪譚』の前半(總論〜多爾具久)。
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竹田市の伝承
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