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悪魔を通さぬ十と三のシデ 吉井黒川の道切り

所在地新潟県柏崎市大字吉井黒川
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信

どんな伝承か

共同祈願のうち道切りや疫神送りは、悪病や魔物、災厄が村へ入るのを防いだり追い出したりするものである。吉井黒川では八月七日に風まつりをして、村の出入口三か所に御幣と注連縄を張った。このとき注連縄に下げるシデの数は、「悪魔を通さん」という語呂合わせから十と三にしたと伝えられる。同じように小清水では九月朔日を八朔朔日と呼び、村の出入口に注連縄を張って災いの侵入を防いだという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信(柏崎市(編)・柏崎市史)

『柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信』は、柏崎市史の資料集として編まれた民俗篇のうち、第四章「文化伝承」の信仰にかかわる部分を収める。柏崎市域のムラの神社とまつり、雨乞い・虫送りなどの祈願、家の神と屋敷神、民間小祠と路傍の石仏、寺と行事、修験、庚申講や米山講などの講を、聞き書きと「白川風土記」「神社明細帳」などの記録から記す。第六節「俗信」では予兆・占い・禁忌を分類して列挙し、昭和五十八年の熱田神社の年占の結果も載せる。

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道切り注連縄御幣

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