下駄占いから粥占まで柏崎の占い
どんな伝承か
真赤な夕日が沈む夕暮れ、遊びつかれた子供たちは下駄を蹴り上げて占いをした。下駄の裏が出れば明日は雨、表が出れば晴れというように、下駄を使った天気占いが柏崎地方に伝わっている。また寺社の境内にはおみくじを結んだ木が見られ、神前に病気平癒や家内安全、良縁、子授けを祈願してからおみくじをひき、境内の神木に結び付けた。正月には節分の豆焼きや若木の焚き具合、寒中三十日間の天候から一年を占う寒割りなど、様々な占いの手法が受け継がれている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信(柏崎市(編)・柏崎市史)
『柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信』は、柏崎市史の資料集として編まれた民俗篇のうち、第四章「文化伝承」の信仰にかかわる部分を収める。柏崎市域のムラの神社とまつり、雨乞い・虫送りなどの祈願、家の神と屋敷神、民間小祠と路傍の石仏、寺と行事、修験、庚申講や米山講などの講を、聞き書きと「白川風土記」「神社明細帳」などの記録から記す。第六節「俗信」では予兆・占い・禁忌を分類して列挙し、昭和五十八年の熱田神社の年占の結果も載せる。