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お杉稲荷と木の葉に化けた一文銭

所在地新潟県柏崎市西本町三丁目(お杉稲荷)
年代不明
登場そば屋主人・美しい女
出典柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信

どんな伝承か

西本町三丁目、ねまり地蔵の脇にあるお杉稲荷は、もとは旧公会堂裏の庭園に積まれた浅間石の中段あたりに祀られていた。この稲荷は鵜川町の源助そば屋へ毎晩そばを食べに通ったと語られる。決まった時刻に現れる美しい女に人々は見とれたが、ある朝主人が銭箱を開けると、前夜受け取った一文銭が消えて木の葉が一枚残っていた。以後も気をつけて見ると、女の払う銭はいつも木の葉に化けていたという。桐油屋火事のあと都屋稲荷と合祀されたが、同居を嫌ってクワイクワイと鳴くので、祟りを恐れて都屋稲荷を新花町へ分祀した。のちに町内の発案で商売繁昌を願い、末広稲荷と名を改めている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信(柏崎市(編)・柏崎市史)

『柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信』は、柏崎市史の資料集として編まれた民俗篇のうち、第四章「文化伝承」の信仰にかかわる部分を収める。柏崎市域のムラの神社とまつり、雨乞い・虫送りなどの祈願、家の神と屋敷神、民間小祠と路傍の石仏、寺と行事、修験、庚申講や米山講などの講を、聞き書きと「白川風土記」「神社明細帳」などの記録から記す。第六節「俗信」では予兆・占い・禁忌を分類して列挙し、昭和五十八年の熱田神社の年占の結果も載せる。

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稲荷狐化ける木の葉銭合祀そば屋

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