トップ > 新潟県の伝承 > 柏崎市

南鯖石と鵜川の豆占・餅占・寒割り

所在地新潟県柏崎市南鯖石
登場村人
出典柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信

どんな伝承か

柏崎の南鯖石あたりでは、正月十五日と十六日に迎えた若木を囲炉裏で燃やし、その焚きおこしを十二個並べて一月から十二月に見立て、消え方の違いで一年の天気を読んだ。鵜川ではサイの神の残り火に水を張った茶碗をかけ、投じた豆の浮き沈みで天候と作物の出来を占う豆占が行われた。ほかに、十一日正月に下ろした供え餅のひび割れ具合で天気を見る餅占、寒中の三十日を二日半ずつ十二か月に割り当てて向こう一年を読む寒割りもあった。小正月のサイの神は、煙のなびく方角や倒れる向きで田の豊凶を告げるとされた。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信(柏崎市(編)・柏崎市史)

『柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信』は、柏崎市史の資料集として編まれた民俗篇のうち、第四章「文化伝承」の信仰にかかわる部分を収める。柏崎市域のムラの神社とまつり、雨乞い・虫送りなどの祈願、家の神と屋敷神、民間小祠と路傍の石仏、寺と行事、修験、庚申講や米山講などの講を、聞き書きと「白川風土記」「神社明細帳」などの記録から記す。第六節「俗信」では予兆・占い・禁忌を分類して列挙し、昭和五十八年の熱田神社の年占の結果も載せる。

種別から探す

占い天気占い節分

柏崎市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信』の伝承