椀貸し伝説に伴うダンズの地名
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どんな伝承か
柳田が八戸を訪れた折、小井川潤二郎から耳よりな話を聴いた。八戸の周囲の村には幾処となく隠れ里の伝説が分布し、昔は頼めば膳椀を貸してくれたが、返却を怠ったので貸さなくなったといい、古い道具の一部を持ち伝える旧家も少なくないという。三戸郡の異例は、その遺跡がかたまって数多くあることと、膳椀を貸したという淵や池のほとりには必ずといってよいほどダンツカアラ、もしくはダンズという地名が存することであった。柳田は佐渡の二つ岩の団三郎という狸の話を連想し、この地名が伝説と縁のある語ではないかと考えている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
妖怪談義(柳田國男選集 五巻)(柳田國男・柳田國男・妖怪学・昭和(民俗学))
柳田國男の妖怪研究を集めた『妖怪談義』(選集五巻)。
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八戸市の伝承
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