映画昭和の七福神に映した聖地
どんな伝承か
昭和十年八月二十二日から二十五日にかけて、王仁三郎はみずから主演・監督となって『昭和の七福神』という映画を製作した。恵比寿、大黒天、毘沙門天、福禄寿など、つぎつぎと七福神へ変化していく一種のパフォーマンス映画で、軍服姿で擬似軍隊を閲兵する彼とはまったく異なるユーモラスな姿が映っている。舞台は亀岡の神苑・天恩郷と、王仁三郎降誕の聖地である穴太の瑞泉郷である。彼はこの映画について、大三災を軽減し小三災を救う神業であると語ったが、聖地が半年後に官憲によって大破壊されることを予知していたからこそ映像に焼きつけたのではないかと思えるという。
原典より
これは、王仁三郎が、恵比寿、大黒天、毘沙門天、福禄寿など、つぎつぎと七福神へと変化する、いまでいう一種のパフォーマンス映画で、今日みてもきわめて完成度の高いものである。—— 出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相(武田崇元) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相(武田崇元)
『出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相』は、武田崇元が著した、大本の出口王仁三郎の予言をめぐる解説書である。開祖出口ナオの神憑かりと王仁三郎の生涯をたどりつつ、日露戦争から太平洋戦争・敗戦に至る予言や、発禁とされた予言詩『瑞能神歌』、『霊界物語』の記述を取り上げる。予言と二度の大本弾圧を軸に歴史との符合を論じ、秘章で入蒙や出生をめぐる謎を扱い、巻末に年譜を付す。