拾った金時計と銀時計と時が来た
どんな伝承か
昭和十年ごろ、信者の家口郁が亀岡の町を歩いていて、たまたま金時計を拾った。同じころ、その息子も上海旅行中に銀時計を拾って帰国したので、不思議に思って王仁三郎に話すと、彼は「時が来た。お前たちにはわからないが」と述べたという。この直後の十二月四日深夜には、王仁三郎が密かに月宮殿に入り、ご神体を取り出して他の石と変えるのを側近の内崎照代が目撃した。こうして王仁三郎は準備を整え、静かに十二月八日の弾圧の日を迎えることになる。
原典より
すると王仁三郎は「時が来た。お前たちにはわからないが」と述べた、という。—— 出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相(武田崇元) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相(武田崇元)
『出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相』は、武田崇元が著した、大本の出口王仁三郎の予言をめぐる解説書である。開祖出口ナオの神憑かりと王仁三郎の生涯をたどりつつ、日露戦争から太平洋戦争・敗戦に至る予言や、発禁とされた予言詩『瑞能神歌』、『霊界物語』の記述を取り上げる。予言と二度の大本弾圧を軸に歴史との符合を論じ、秘章で入蒙や出生をめぐる謎を扱い、巻末に年譜を付す。