噴水と銅像を言い当てた遠隔透視
どんな伝承か
実験者の一人が新宿中央公園へ出向き、離れた場所にいる清田益章がその光景を読み取る試みが行われた。清田はまず階段があると告げ、続いて円を描いたが、向こう側だけつながっていない形にした。現地では噴水が上がっており、実験者が描いた絵もそこだけ切れていた。次に清田がベンチを描くと、同じ位置に同じ大きさのベンチが向こうでも描かれていたという。さらに人の形だが人ではない、三角の山のようなものが見え、上から押さえつけられる感じがしたと述べた。実際に立っていたのは、笠をかぶった武士と足元にはいつくばる人の銅像であった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
サイキの海へ――超能力をめぐる対話(清田益章・宮内勝典・清田益章・超能力・1986年(昭和61年))
『サイキの海へ――超能力をめぐる対話』は、宮内勝典と清田益章が一九八六年に交わした対談をまとめた本である。スプーン曲げで知られた清田の幼いころと超能力少年としての歩み、テレビ番組でインチキと報じられた事件、アメリカの大学での念写実験、病気治し、ロックや心理学への関心を率直に語り合う。宮内が出会いを記した序文に始まり、東京・雑司が谷で行った対話を小見出しで区切って収め、沖縄や石垣島のシャーマンに触れた宮内の結びで閉じる。