祈禱の力を持つ家系に生まれた泣き虫
どんな伝承か
対談の冒頭で、宮内勝典が清田益章に子どもの頃のことを尋ねる。清田は北千住の生まれで、少し泣き虫な人間だったと答える。宮内は三年前に初めて会ったとき母親の話に関心を持ったと言い、清田の母方に祈禱の能力を持つ人がいたことを挙げる。清田は、それは母の祖父だろうと応じる。宮内自身も祖母の兄が祈禱師で、かなり予知力があったらしいと語り、二人の家系に似た話があることが確かめられる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
サイキの海へ――超能力をめぐる対話(清田益章・宮内勝典・清田益章・超能力・1986年(昭和61年))
『サイキの海へ――超能力をめぐる対話』は、宮内勝典と清田益章が一九八六年に交わした対談をまとめた本である。スプーン曲げで知られた清田の幼いころと超能力少年としての歩み、テレビ番組でインチキと報じられた事件、アメリカの大学での念写実験、病気治し、ロックや心理学への関心を率直に語り合う。宮内が出会いを記した序文に始まり、東京・雑司が谷で行った対話を小見出しで区切って収め、沖縄や石垣島のシャーマンに触れた宮内の結びで閉じる。