明かりが消えた隙に失せるミニカー
どんな伝承か
幼稚園に入る前、清田はミニカーで遊びながら「トンネル!」と言うと、実際に部屋の電気がぱっと消えたという。停電のように暗くなり、また点く。消えていたのは一、二秒ほどで、明かりが戻ると、そこに止まっているはずのミニカーがなく、隣の部屋や離れの祖父の家で見つかった。子どもの頃から物をなくすことが多く、確かにここに置いたと言い張っても、まったく関係のない所に置いてあったと語っている。
原典より
消えた時間は、まあ当時は十秒ぐらいだと思ってたけど、たぶん一、二秒だと思うんだよね。—— サイキの海へ――超能力をめぐる対話(清田益章・宮内勝典・清田益章・超能力・1986年(昭和61年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
サイキの海へ――超能力をめぐる対話(清田益章・宮内勝典・清田益章・超能力・1986年(昭和61年))
『サイキの海へ――超能力をめぐる対話』は、宮内勝典と清田益章が一九八六年に交わした対談をまとめた本である。スプーン曲げで知られた清田の幼いころと超能力少年としての歩み、テレビ番組でインチキと報じられた事件、アメリカの大学での念写実験、病気治し、ロックや心理学への関心を率直に語り合う。宮内が出会いを記した序文に始まり、東京・雑司が谷で行った対話を小見出しで区切って収め、沖縄や石垣島のシャーマンに触れた宮内の結びで閉じる。