昔は人を埋めると山犬などが掘り返して食い散らしたため
どんな伝承か
昔は人を埋葬すると、山犬などが来て掘り返し、遺体を食い散らかしたらしい。それでは仕方がないというので、その家の縁者が、人を埋めるとその上に大きな石を乗せたのだという。それから日本の国は石碑というものが始まったとか、そういう言い伝えが家には伝わっている。よその家では、そういう言葉は知られていないのだという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
秦野市史 別巻 民俗編――伝説・妖怪(秦野市(編)・秦野市史・自治体史(民俗))
『秦野市史 別巻 民俗編』所収の妖怪・伝説(一〇〇話を七分類で収載)。神奈川県秦野市に伝わる口承を採録する。