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夫の討死を知り後を追った今峯の妻

所在地岐阜県美濃加茂市牧野
年代南北朝時代
登場今峯又太郎、みょうふく院の宮、美濃に逃れた後醍醐天皇の皇子
出典美濃加茂市史 民俗編――伝説

どんな伝承か

南北朝のころ、後醍醐天皇の皇子みょうふく院の宮が伊勢から美濃へ逃れてきたが、やがて敵に襲われ、家来の今峯又太郎は八百津の細目で討ち死にした。その地には今峯塚が残っている。又太郎の妻は牧野に住んでいたが、夫が討たれたことを知ると、「まきの戸を細目に明けて眺むれば今峯出づる月ぞ恋しき」と詠み、夫の後を追って自ら命を絶ったという。

原典より

という歌を詠み、夫のあとを追って自害して果てた。—— 美濃加茂市史 民俗編――伝説(美濃加茂市(編)・美濃加茂市史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

美濃加茂市史 民俗編――伝説(美濃加茂市(編)・美濃加茂市史)

『美濃加茂市史 民俗編――伝説』は、美濃加茂市の市史民俗編のうち、第一三章「俗信」と、第一四章「伝説 昔話 世間話」の総説および第二節「伝説」を収めたものである。天候・農事・人事にかかわることわざと俗信、民間療法、樹木の禁忌を挙げたうえで、伊深・蜂屋・太田・三和など市内各地区に伝わる三度栗、龍宮さまの淵、火塚、山男、かぶと淵などの伝説六十四話を記す。昔話・世間話の節は含まず、伝説の多くは題に伝承地区の名を添える。

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