笛と太鼓で女を探し歩く増田の男
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どんな伝承か
脇野沢に伝わる笑話。増田の男が、通りかかった旅の女に一目惚れをした。友人と二人でその女を探しに出かけ、自分は笛を持ち、友人には太鼓を持たせて村々を巡り歩いた。女が通ると「ありゃしたしただ、こりゃしたしただ」――あれはそうか、これはそうか――と太鼓を叩く。すると「あれでもないやフイダラフイ、これでもないやフイダラフイ」と笛で答える。あてのない人探しをテーマとした話で、子どもたちはこの太鼓と笛の掛け合いの調子のおかしさを大喜びで笑ったのであった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
脇野沢村史 民俗編――伝説と世間話・キツネ伝承(脇野沢村(編)・脇野沢村史・自治体史(民俗))
『脇野沢村史 民俗編』第七章・口承文芸所収の伝説と世間話。青森県下北半島・脇野沢村の口承を採録する。脇野沢を七地域に分けて語る地名起源伝説、子供を脅す妖怪モコ・ジョジョ、海に現れる亡者船、そして数多く語られるキツネ伝承を中心とする。
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むつ市の伝承
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