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川崎大師の厄除け参詣の混雑

所在地神奈川県川崎市川崎区大師町(川崎大師)
年代徳川時代
登場江戸の厄年の男女
出典日本の俗信 1――迷信の実態

どんな伝承か

徳川時代には男は二十五と四十二、女は十九と三十三が厄年とされ、それ以外の年は忌まれなくなった。旧暦正月二十一日の弘法大師の初命日には、厄除け祈願のため江戸の厄年の男女が川崎の平間寺に押し寄せた。六郷川の渡し場は大混雑し、奈良茶で名高い万年屋の繁盛ぶりも言葉に尽くせぬほどだったという。本書はその世相を写した川柳として、二十五と四十二で込み合う渡し舟、十九や三十三に遅れて四十二が向かう万年屋などの句を挙げている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本の俗信 1――迷信の実態(迷信調査協議会(編)・日本の俗信・1949年(昭和24年))

『日本の俗信 1――迷信の実態』は、迷信調査協議会が編み、昭和二十四年に初版を出した迷信調査の報告書で、昭和五十四年に洞史社が復刻した。文部省が昭和二十一年に企画し、全国の小学校を通じて行った慣習状況調査をもとに、暦・日の吉凶・方角・妖怪・占い・民間療法・農漁業にまつわる迷信を統計と解説で扱う。第一章を古畑正秋・今野圓輔らの分担執筆とし、第二章に昭和二十四年度調査の手引、第三章に各地の言い習わし集、第四章に天文暦法の迷信の解明を置く。

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