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犬の神と結ばれた漂着の女

所在地北海道滝川市
年代伝承(口承)
登場流された婦人、山犬の精ユウコキカムイ
出典日本伝説大系 第1巻
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どんな伝承か

太古、マトマイという女ばかりの国から、函に入れられて海中に流された一人の婦人があった。婦人は本道の海岸に漂着して上陸したが、生活の方法を知らないので困っていた。それを見たユウコキカムイ、すなわち山犬の精を持った神が男に化けてこれを養い、ついに結婚して子供を持たせた。これがアイヌ種族の元祖であると『滝川市史』は伝える。類話では、南の国から小舟に乗せられて流されてきた女神が日高の海岸に漂着し、一匹の雄犬に導かれてプユンチシという洞窟で暮らし、十月目に男女二人の子を産んだという。

原典より

太古マトマイ(女ばかりの国)から函に入れられて海中に流された一婦人があった。—— 日本伝説大系 第1巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第1巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))

『日本伝説大系 第1巻』所収の「文化叙事伝説」48話(北海道・青森)を収める。各話は伝承地を市町村〜字レベルまで明記し、例話・類話・文献を備える。

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