蛇になった山子八ノ太郎
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どんな伝承か
昔、八ノ太郎という山子がいた。山でマダの皮を剝いでいた日、川でヤマベを捕って焼いて食べたところ、いくら水を飲んでも渇きがおさまらず、川の水を飲み干すうちに口が耳まで裂けて蛇となり、十和田の潟に入って主になった。長い年月ののち、諸国を巡るナデノボウという修験者に追われて敗れ、血を吐きながら秋田へ逃げた。その日はちょうどトマドフタギで、どの家も戸窓を塞いでいたが、貧しい爺婆の家だけが開いていた。八ノ太郎は炉に火箸を挿して回し、湧き出した水で沼をつくり、爺婆を馬に乗せて逃がした。その沼が今の八郎潟だという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第1巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第1巻』所収の「文化叙事伝説」48話(北海道・青森)を収める。各話は伝承地を市町村〜字レベルまで明記し、例話・類話・文献を備える。
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五戸町の伝承
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