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乳房の瘤をもつ稲荷神社の桧

所在地北海道松前郡福島町(稲荷神社)
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典日本伝説大系 第1巻

どんな伝承か

所在地は稲荷神社の境内、樹種は桧である。目通りの周囲は二十一尺七寸、樹高はおよそ八十尺、樹齢は二百七十年と推定される。樹体は奇形で、根際から五尺ほどの高さまで一面を瘤が取り巻き、その様子が乳房に似ているので乳房の瘤と呼ばれる。幹はまっすぐで枝下は約五丈、枝は四方に張って先が垂れ地面を覆う。社の創立は明らかでないが、明暦二年に村中が再建した折、神木として植えられたものと伝わる。古くから乳の足りない婦人が祈願すれば御利益が著しいとされ、近郷から参詣する者が多い。

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第1巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))

『日本伝説大系 第1巻』所収の「文化叙事伝説」48話(北海道・青森)を収める。各話は伝承地を市町村〜字レベルまで明記し、例話・類話・文献を備える。

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