又鬼の長に伝わる根子の巻物と山言葉
どんな伝承か
根子の村は、みな又鬼と称して冬狩りを生業とする猟人の宿が軒を連ねている。この又鬼の長の家には、巻物と呼ばれるものが秘蔵されて伝わる。そこには彦火火出見尊から遠い祖先を引いた由来が記され、彼らが山で使う山言葉も載っている。獲物の肉を幸隊といい、米を草の実というなど、蝦夷の言葉もたいそう多いという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第2巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第2巻』所収の「文化叙事伝説」64話(岩手・宮城・秋田)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。