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餅を断ち団子の紋を作った一族

所在地岡山県岡山市北区建部町土師方
年代伝承(口承)
登場源義経、佐藤継信、河本慶吾、佐藤継信の主君、源義経の家来・入村した一族の祖、伝承者
出典日本伝説大系 第10巻

どんな伝承か

源義経の家来だった佐藤継信の子孫が、岡山市の妹尾から建部町の土師方へ移り、村を開いたと伝えられる。その筆頭の本家の主人が、正月元日に餅がもとで命を落とす事故が起きたため、以後この一族は正月に餅を食べないことを決め、丸に三つ団子の家紋を作った。土師方と吉田の両地区あわせて六十四軒が、今も同じ家紋を用いているという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第10巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房))

『日本伝説大系 第10巻』は、全国の伝説を型ごとに分けて集めた叢書の一巻である。岡山・広島・山口の三県を伝承地とし、蘇民将来、吉備津彦と温羅、厚狭の寝太郎、化け猫、河童駒引き、夜泣き石、姥棄て山などの伝説を、聞き書きや市町村誌、民話集から採って収める。「文化叙事伝説」と「自然説明伝説」の部に分けて番号順に並べ、各話には伝承地と本文のあとに〔類話〕と近世の地誌などを引く〔文献〕を添える。

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