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化生寺に祀られた玉藻の前の竜石

所在地岡山県真庭市(化生寺)
年代伝承(口承)
登場源翁和尚、三浦之介、殺生石を砕いたと伝わる僧、位牌が寺にあると本文が記す人物
出典日本伝説大系 第10巻

どんな伝承か

『美作風土略』は、高田の庄にある玉藻山化生寺について記す。寺のうちには玉藻の前の宮があり、竜石という大きな石がある。これは世に知られる下野国那須野の殺生石で、源翁和尚が一喝すると三つに砕けて三か所へ飛び、その一つがこれだという。ただし同書は、この地へ飛ぶいわれはないとし、ここは昔から三浦氏代々の居城であったから、玉藻の前の霊がここへ来て三浦に恨みをなしたため祀ったものだろうと述べる。三浦之介の位牌が寺にあり、近郷にはいまも三浦の子孫がいて、寄進が五石二斗五升あるとする。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第10巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))

『日本伝説大系 第10巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全85話(岡山・広島・山口=中国地方)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。

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