牛馬を損なうという月の輪の荒地
どんな伝承か
津山市の旧勝南郡鷹取庄池ヶ原村に、月の輪と呼ばれる荒地がある。往来筋にあって、月の影が沢一面に見えることがあると『作陽誌』は記す。昔からこの地に不浄があると村内の牛馬が損なわれると言い伝えられ、牛馬に草を飼わせることもせず、永く荒地のまま年貢を免ぜられていたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第10巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第10巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全85話(岡山・広島・山口=中国地方)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。