馬城の峯に残る竜馬の足跡
どんな伝承か
『八幡愚童訓』は八幡大菩薩を応神天皇の霊跡とし、仲哀天皇の第四皇子で母は神功皇后であると記す。大和国軽嶋の豊明宮に住んで四十一年国を治めたが、その御代に竜馬があり、これを放ったことから馬城の峯と名づけられた。その地は豊前国の宇佐にあるという。天皇がこの馬に乗って四方を巡ったといい、大きな岩の角には馬の足跡が二寸ほど踏み込まれていまも残ると伝える。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第13巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第13巻』所収の「文化叙事伝説」全35話(福岡・大分・佐賀・長崎=北九州)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。