河童を祀って止んだ怪火
どんな伝承か
旧大野郡大野町に伝わる話である。衛藤勘解由が、茄子畑を荒らす河童を殺してしまった。すると家はたびたび怪しい火に焼かれるようになった。そこで石の祠を建て、毎年六月十五日に河童の祭りを営むようにしたところ、凶事はぴたりと止んだ。それからというもの、この家は河童に守られ、火事に遭うことがなくなったのだと伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第13巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第13巻』所収の「文化叙事伝説」全35話(福岡・大分・佐賀・長崎=北九州)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。