水天宮を勧請して河童を調伏
どんな伝承か
旧大野郡大野町に伝わる話である。河童が村人に害をなすので、熊本の水前寺から坊さんを招いて頼んだ。坊さんは水天宮を勧請して河童を調伏したという。さらに山へ逃げ登った郷狐、土地でセコと呼ぶものを鎮め、牛馬の守り神として村はずれに石の祠を祀った。「大野の民話」十八号が書きとめた短い一条である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第13巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第13巻』所収の「文化叙事伝説」全35話(福岡・大分・佐賀・長崎=北九州)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。