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将門調伏の勅使と大山寺の法会

所在地鳥取県西伯郡大山町大山(大山寺)
年代伝承(口承)
登場平将門、助潤、知綱、調伏の対象、大山寺の別当、伯耆の国司
出典将門伝説——民衆の心に生きる英雄

どんな伝承か

将門が東国を従えて都へ攻め上ろうとしたとき、比叡山や三井寺をはじめ諸寺諸山が朝廷のために祈った。なかでも大山の権現には西戎防戦の誓いがあるとして勅使と伶人が下されて神事が行われ、康平六年四月二十四日に権現の御幸があり、衆徒が法会を行うと国内は静まったという。国司の知綱が奏聞して勧賞を願い、毎年恒例の勅願として一国で勤めるよう宣旨が下り、別当の助潤がこれを受けて下向したと縁起は記す。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

将門伝説——民衆の心に生きる英雄(梶原正昭・矢代和夫・1966年(昭和41年))

『将門伝説——民衆の心に生きる英雄』は、梶原正昭と矢代和夫が一九六六年に著した平将門の伝説の研究書である。茨城県岩井町をはじめ各地の伝説地の踏査と、縁起・古記録・地誌をもとに、将門の怨霊と調伏、七人の影武者、子の良門や娘の如蔵尼、寵妃桔梗ら落人の行方、後裔を名告る家々、伝説の伝播と文芸化をたどる。序章と三篇からなり、巻末に青森県から鳥取県までの伝説分布と、寺社縁起など関係文献の抄録を附録として付す。

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