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鳥居丹後守が大山で天狗の法を学ぶ

所在地鳥取県西伯郡大山町大山
年代不明
登場鳥居丹後守、八天狗法を行なった浅井下野守
出典動物妖怪譚

どんな伝承か

江源武鑑によれば、十四日に鳥居丹後守という者が九州から上って将軍の御所に参り、種々の秘術を行なった。この男は九歳より伯耆国の大山に登って天狗の法を学び、常住木食していた者であるという。同書にはまた、十五日に屋形の前で浅井下野守祐政が八天狗法を行なったことも記されている。祐政は山門大泉院の弟子として十三年この法を習った者で、それゆえ屋形が望んだのだという。天狗の法と呼ばれる修法が当時からあったことがうかがえる記事である。

原典より

十四日鳥居丹後守こいふ者、九州より上つて、將軍の御所に上て種々秘術を行ふ。—— 動物妖怪譚(日野巌・日野巌・動物妖怪譚・1926年(大正15年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

動物妖怪譚(日野巌・日野巌・動物妖怪譚・1926年(大正15年))

『動物妖怪譚』は、日野巌が大正六年に筆を起こし、大正十一年の跋と大正十五年の再記を添えて著した伝説の動物の研究書である。鬼・天狗・河童・人魚・雪女・龍・雷獣・狐・狸・獏・鯰・猫など二十六の項目を立て、記紀や万葉集から近世の随筆までの記事を原文の引用ごと示して起源と変遷をたどり、動物学の知識で正体を考える。總論で起原・歴史的変遷・分類などを論じ、結論では迷信から科学へ近づくことを説いて閉じる。

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