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男杉女杉に子を祈る萩日吉神社の子持杉

所在地埼玉県比企郡ときがわ町大字西平(萩日吉神社)
年代伝承
登場—
出典埼玉県伝説集成——分類と解説 上

どんな伝承か

ときがわ町西平の萩日吉神社の境内に、慈光寺七木の一つに数えられる子持杉がある。俗に男杉、女杉と呼ぶ二本の杉で、女杉は地上二間ほどで十五の大きな幹に分かれ、さらに上で三十六の幹に分かれるほど勢いがよく、男杉も三間ほどの高さで三つの幹に分かれている。二本はわずか三尺ほどしか離れていないため、遠くから見ると鬱蒼とした一本の木のように見える。この二本に祈ると子を授かるといわれ、信仰する男女が遠近から参詣に訪れる。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

埼玉県伝説集成——分類と解説 上(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成)

『埼玉県伝説集成――分類と解説 上』は、韮塚一三郎が埼玉県内の伝説を類型ごとに集めて編んだ伝説集の上巻である。片目の魚、化かす狐や狸、松・杉などの樹木、石や岩、ダイダラ坊と山、清水・渕・池・井戸にまつわる県内各地の伝説を、郷土誌や地誌、『埼玉史談』などの文献と、地元の資料提供者や話者の報告から採って収める。各話に所在地と出典を添え、話型ごとに〈解説〉を置いて全国の類例と信仰の背景を論じ、[参考]文献を挙げる。

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