鉱石ラジオで捉えたKDKA
どんな伝承か
著者は、電波と名のつくものが空間になかった昔は、ごく弱い電波でもかなりの遠距離まで通信ができたと述べる。その例として、教えを受けた故丸毛登が、逓信省電気試験所で、アメリカ最初の放送局KDKAの電波を、太平洋を越えた東京で、しかも鉱石ラジオで受けた記録があることを挙げている。今の東京では都内を走る百万台以上の自動車の雑音で空間が騒がしく、深夜のわずかな時間しか雑音の水準が下がらないという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
四次元世界の謎(内田秀男・1970年(昭和45年))
『四次元世界の謎』は、内田秀男が昭和四十五年に著した超常現象の論考集である。月刊誌『電波技術』に昭和三十八年から四十三年まで「あなたは信じますか」の題で書いた記事を抜き出したもので、魔の踏切、十三日の金曜日、地震予知、お守り札、幽霊写真、虫の知らせなどを、筆者の体験と磁場・電波の実験をもとに論じる。項目ごとに小見出しで区切り、多数の図表と写真を添える。