香港を発った機とη星の向き
どんな伝承か
同じ昭和四十一年の三月四日、羽田でカナダ太平洋航空のDC-8型機が事故を起こした。著者の調べでは、マックネル機長は日本時間の午後五時五分に香港を発ち、午後八時十一分ごろ木更津の上空へ達して、着陸しようとしたところで事故になった。出発地である香港の東経百十五度・北緯二十二度あたりで、香港時間の三月四日午後四時ごろの北斗七星η星の向きを星座早見盤で見ると、東北すなわち東京の方角を指している。機長はたまたま開いていたミステリーの世界へ向けて飛び立ったことになる、というのが著者の説明である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
四次元世界の謎(内田秀男・1970年(昭和45年))
『四次元世界の謎』は、内田秀男が昭和四十五年に著した超常現象の論考集である。月刊誌『電波技術』に昭和三十八年から四十三年まで「あなたは信じますか」の題で書いた記事を抜き出したもので、魔の踏切、十三日の金曜日、地震予知、お守り札、幽霊写真、虫の知らせなどを、筆者の体験と磁場・電波の実験をもとに論じる。項目ごとに小見出しで区切り、多数の図表と写真を添える。