羽田の事故が重なった魔の金曜日
どんな伝承か
十三日の金曜日は災いを招くという言い伝えがある。著者が注目したのは、昭和四十一年に羽田空港をめぐって三度続いた飛行機事故のうち、二度までが金曜日に当たることだった。二月四日も三月四日も金曜日で、しかも調べてみるといずれも太陰暦の十三日である。太陽暦でも太陰暦でも十三日の金曜日は年に多くて三度しかないのだから、その二度に大事故が重なったのは偶然では片づけられないという。さらに二十八宿を当てはめると両日とも牛宿にあたり、加えて節替わりの日にも近い。迷信と切り捨てる科学的な根拠はないと著者は結ぶ。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
四次元世界の謎(内田秀男・1970年(昭和45年))
『四次元世界の謎』は、内田秀男が昭和四十五年に著した超常現象の論考集である。月刊誌『電波技術』に昭和三十八年から四十三年まで「あなたは信じますか」の題で書いた記事を抜き出したもので、魔の踏切、十三日の金曜日、地震予知、お守り札、幽霊写真、虫の知らせなどを、筆者の体験と磁場・電波の実験をもとに論じる。項目ごとに小見出しで区切り、多数の図表と写真を添える。