頂吉の観音堂と遍路接待
どんな伝承か
小倉南区頂吉の松村宅前にある観音堂には弘法大師が合祀されており、新四国の札所となっている。巡礼への接待は崎田・木村・松村の三軒が受け持ち、赤飯のお結びを出す習わしであった。祭日は八月十日で、この日には盆踊りが行われる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
『北九州市史 民俗』は、北九州市が編んだ市史の民俗編である。ここに収めるのはその第三編「信仰伝承」第一章「信仰」の第二節以降で、門司・小倉・若松・八幡・戸畑の各区に伝わる聖地と忌地、神仏信仰、神事と法会、巡礼、巫者・祈禱師、信仰集団、狐憑きや犬神などの憑霊・霊異現象を記す。節ごとに地区と地名を挙げて事例を並べる編み方で、祟る石や産女石、落人の墓なども忌地の項に見える。