経塚(その十九)
どんな伝承か
三郷市茂田井にある経塚で、若宮八幡宮のかたわらに位置する。ここからは経石が多数出土したという。三郷市茂田井の石川新太郎氏の提供した資料による。本書の解説によれば、県内における経塚造立の理由は、特定の人の供養や、ある種の祈願のために経を埋めたとするものが大部分であり、経塚は関東にかぎらず沖縄にもあって、首里郊外の経塚は金剛経が埋められ、どんな大地震にも動かないと伝えられるという。
原典より
畠山重忠が経文を埋めて築いた塚であるという。—— 埼玉県伝説集成——分類と解説 中(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成・昭和40年代刊(中巻・歴史伝説)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
埼玉県伝説集成——分類と解説 中(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成・昭和40年代刊(中巻・歴史伝説))
韮塚一三郎『埼玉県伝説集成——分類と解説 中』(歴史伝説の巻)を全608話・伝説(土地別の異伝)単位で収録(<解説>・[参考]・和歌・注は本文に内包)。埼玉県下の歴史伝説(塚・城址・古戦場・武将〈新田義貞・畠山重忠・太田道灌ら〉・史跡・寺社縁起等)を、所在地(市町村・字・社寺)と出典(新編武蔵風土記稿・各市町村史等)を付して体系的に集成した中巻。